前略 友へ
その後おかわりありませんか?
僕は、あいかわらず弱く卑怯で
卑屈に生きています。
あれから
いろいろな出来事が
僕の心を打ちのめしたり
試したりしておりました。
そうそう
故郷へ帰るという君の手紙頂きました。
今だ君へと繋がる道を見いだせそうにはない僕ですが
喧噪の中でうずもれている僕ですが
都会の生活もそんなに悪くないかもと
最近、思い始めています。
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君への想いが失速していく
僕のことはもうかまわなくていいよ
いつだって僕は自己中心的な
円心分離器と変わらないよ
君といると僕の自由が死んでいく
翼という名前があるのに
僕の心は呪縛から逃れられない
生きていく意味を教えてください
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時空の廻間に置き去りにされた
感情の波
いつしか僕は現実など
みていなかった
そんなものには興味がわかない
虚空と幻想の中で
僕の魂は狂ったように
真実を探す
探しているのは
気休めのための
真実に似た偽りなのかも
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君が僕の心の中に踏み込みないように
僕は罠をしかけたのさ
天使のような微笑みが
涙にぬれて
心が砕け散ったとしても
僕は君には手をさしのべないさ
君と僕は天と地ほどの
ディスタンスがあるのさ
たとえ君が堕天使になろうとも
僕はその聖域には踏み込めないのさ
だって君こそ
神がしかけたトラップだからさ
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加速する情熱
制御不可能な感情
昨日も今日も明日も
いつまでも続く終わりのないレース
僕の感情はブレーキのない
いかれた創造物さ
だからこれ以上僕を惑わさないで
君の微笑みは僕には優しすぎて
破滅しそうだから
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虚しさを埋めるために足を運ぶ闇の中
僕は妖艶な女神達との戯れに酔いしれる
偽りの宴
君の悲しげな瞳がフラッシュバックしていく
君と僕とは人生がスタイルが違うのさと
嘯いてみても
悲しげな瞳は今も心を抉る
虚しさが僕の横を掠めていく
独りでは生きられないけれど
独りでも生きていく
君という聖域だけが僕の誇りだから
君から別れを切り出す前に
僕はまた旅に出る
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紫色の煙りをくゆらす甘い香
欺瞞と虚空の戯言
絡みつく手をほどき
喧騒から逃げ出す
煩わしい秘め事からの逃避
重い脚を引きずり闇に消える
あてのないDay trip
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君はいつから
そんなに強くなったんだろう
僕が戯れの恋をしている間にだろうか
それとも
人の関わりを止めていた時からかな
僕はいつまでも弱虫で嘘つきのままなのに
君は前より強く美しく変わったね
君はきっと僕から去っていくのだろうね
僕はいつも失望と虚無のラビリンスの中
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夜風に誘われて
浜辺を歩いてみた
君の残り香が風に揺らぐ
愛しいけれど
長くは一緒にいられない
僕は君にふさわしくないからと嘯く
つかの間の恋に
翻弄されているのは僕自身
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人の心を欺いてまで
守らなければいけないものは
何なんだろう
偽りという仮面をかぶり続けながら
一日をやり過ごす
いつかそれを脱ぎ捨てる時には
僕は真実を語れるようになるのだろうか
現実と虚空の間で揺れ動く
哀しみのロンド
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幾つの夜を越えてきたのだろうか
薄暗い部屋に青白くともる波の影
微かに感じる君の幻影
夜の帳が全てを覆う頃には
僕の心も覆いつくしてくれるのだろうか
重い鉛のような心を引きずりながら
いつか辿りつく混沌の世界
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裏切りと後悔を繰り返す
偽善で誰かが優しい心になれるなら
それでもいいと思う
僕はそんなに強くないから
誰かに優しくしていないと
自分の心を支えられないのさ
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君はいつも
信じているとか
信じられないとか
僕が側にいることよりも
大切なものがあるんだね
どっちでもいいよ
きっと
君が信じていると思うものが
君の真実さ
僕は何かを深く考えるより
心地よいと感じる方が好きだから
君の言葉で言うと
ずるいのかもね

僕の想いは君には届かないのかな
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喧騒を通り過ぎて
暑さに身をまかせた
ハイテンションな恋
短い命
短い恋
僕の心が揺らぐから
君にはもう会わない
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僕はいつも君の優しさに甘えていた
いつも側にいてくれるのが
当たり前だと思っていた。
裏切りとすれ違い
君の心に影を落としたのは
僕の性
君の優しさにあぐらをかいて
君を悲しませたのは僕だね

君の影だけが部屋の片隅で
浮かんでは消え
消えては浮かぶ
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昨日より今日
今日より明日
今日が絶好調だからと言って
油断するな
明日の心模様までコントロールはできない
浮上してみたり
沈んでみたり
押し寄せる孤独に押しつぶされそうになりながら
沈んでいく水の中で
誰かが手首をつかんでくれる
そんな
助けてくれるのを待っているのは
他人まかせの遊戯
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君たちの自由な翼に
僕を乗せてもらえたら
僕はどこへ乗せていってもらえるだろう
今日は雲の光が一段と増しているようだ
あの雲の上までいけば
本当の自由を手に入れられるのだろうか
本当はとっくに自由を手に入れているのに
心が不自由な僕を感じる
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私を落胆させるそれは、
いつも些細なことから始まる
それは、多分
理想と現実のギャップ
こうあればいいいなぁと思うことと
こうなってしまったという現実の空虚感
舞い上がった心が
くしゅっとしぼんでいくような
そんな喪失感
わかっていたのに・・・
少し笑ってみたりする
このままどんどん落ちていこうか
それとも
まあいっかと
眠りにつこうか
起きたときに
心の中に鉛を抱えたまま朝を迎えるか
心はなんてかくも弱いものなんだろう・・・
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心象スケッチ
「春と修羅」より
序
私という現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなと明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち その電燈は失はれ)
これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつづけられた
かげとひかりのひとくさりづつ
そのとほりの心象スケッチです
この世の中は偽善と欺瞞で溢れている
清らかな面影は夜の帳を抜けて
悪魔の微笑みに変わる
いつも心に刃を持ち
真実の瞳で愛するものさえ切り裂いてゆく
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